20周年記念合宿現役生報告

(1)東京駅、御宿到着
(2)開会式~ブリッジ(未収)
(3)ミニスピーチ大会
(4)入浴、夕食、板ゼミ表彰(未収)
(5)三戸ゼミ歌留多
(6)ブリッジ
(7)たんどろ
(8)ラジオ体操、記年講義(未収)
(9)昼食、浩友会総会、閉会式、表彰(未収)
(10)東京駅解散



(1) 東京駅、御宿到着  (竹 田)

l  10:30 東京駅集合

l  11:00 東京駅出発

l  12:20 御宿駅到着

l  12:40 御宿ニュー日の丸

 

n  エピソード


(1)東京駅で
3期:田中さん、6期:松島さん、15期:桒田さん、が合宿に参加できないにもかかわらず東京駅に駆けつけてくれました。

先生は電車が出発する直前まで話をなされていて、僕は車内からいったいこの20周年記念合宿はどうなるのだろう・・・と、胸をふくらましていました。

わずか数分の挨拶のために遠方から卒業生が駆けつけるゼミが日本中のどこにあるのかと考えると、ゼミの有難みを痛感します。と先生が掲示板に書き込まれた ように、これほどまでにゼミ生がゼミを慕うようなゼミめったにないのではないでしょうか。

(2)大野さんの競馬新聞
すごい!
大野さんは普段のゼミでも、ゼミ新聞を発行してくださって、大野さんの20周年にかける想いというものが伝わってきました。
大野さんの20周年にかける思いというのを感じました。
それをやれと言われたからやるのではなく、楽しんでやっているのはうらやましく感じました。
    
    
 (3)太田さんの掲示板クイズ
  難しかった
  僕はほとんどわかる問題がありませんでした。
  まさにカルトクイズ、ゼミの奥深さを知ることができた気がしました。
  家に帰ったら掲示板を見返してみようと思いました。
   
   
     
 



(3) 20周年記念合宿パート別レポート       長濱
スピーチ大会①「我が期生、我が時代のゼミ自慢」

総合司会:太田健一(3期生)
参加者(敬称略)
Aチーム「年功序列啓蒙会」:杉山浩二(3期生)、大内稔(2期生)
Bチーム「草魂」:望月優佑(16期生)、松永豊(6期生)
Cチーム「K&Gホールディングス」:髙松真美子(21期生)、山﨑志帆(20期生)
Dチーム「黒ビール」:小泉篤史(19期生)、藤井孝之(19期生)

対決方式:トーナメント
じゃんけんの結果、1回戦はAチームvsDチーム、CチームvsBチームで行われるこ
とになった。


■1回戦
○AチームvsDチーム
合宿においての一番初めのスピーチ。
その先陣を切ったのは、3期生の杉山さんだった。 

杉山さんは、過去・現在・未来の3つの観点からスピーチを行った。
板ゼミの登場や、5行レポートで三戸先生を刮目させた男の話など
合宿に来た同期も、来なかった同期も、各々がすばらしい才能を持っており、
また、三戸ゼミの歴史を築いた者達の集団である、ということを熱く語った。


杉山さんに対抗するは、19期生の小泉。

「先輩」らしく、後輩を叱り、伝え、導く存在だった16期生、佐々木真光
学ぶ姿勢とは何か、を見せてくれた18期生、大野裕喜
休みがちになっていた自分に、優しく「来いよ!」と気づかい、ゼミの一員に加
えてくれた同期の藤井孝之

小泉が三戸ゼミに入った時、自身が、これらのすばらしい先輩や同期達に囲まれ
ていたことについて語った。

両者のスピーチが終わり、判定の時間に移った。
今回のスピーチテーマはOBの方が有利であろう、と言われていたが、
個人的にはどちらのスピーチも良かったように思う。
しかし、小泉の健闘むなしく、数票の差で勝利はAチーム、杉山さんとなった。


○CチームvsBチーム
Cチームからは、我らが21期生の紅一点であり、「ブリッジ要粛清対象者」こと
髙松が語った。

髙松はこの記念合宿に参加した、5人の同期(竹田、長濵、宮原、勝又、水ノ上)
を一人ひとり他の期生に紹介し始めた。
髙松の話は非常に上手いし、前回のスピーチ大会に比べたら、話す速度も遅めに
なっていた。
だけど、話す内容が「自慢」でなく、「紹介」に終わっていた。


続いて、16期生の望月さんが語り始める。
16期生には、師範代の佐々木真光をはじめ、多くの個性的なメンバーで構成され
ていた。
そんな個性的なメンバーだったからこそ、意見がぶつかることもあった。
しかし、ぶつかりあえたからこそ、みなで頑張りあうことも出来たし、ともに成
長できた。

スピーチとしていい内容だと自分は思ったのですが、「聞き手に聞かせる」とい
う点を考えると押しが弱いスピーチだったように思った。


勝負の結果は、大多数の支持を受けて、髙松の勝利となった。


○1回戦講評
1回戦が終わり、1回戦の評価に移った。

初回のAチームvsDチームで、Aチームが勝利したのは、構成の差だった、と言う
のは16期生、佐々木真光さん。
杉山さんが「過去→現在→未来」と内容に軸を立てているのに対し、
小泉は、こんな人が我が時代にはいました、で終わっていた為、である。

続いて、CチームvsBチームにおいて、どちらのチームもよいスピーチであったと
は言えない、と真光さんは言った。
髙松のスピーチはスピーチとしては良いが、期生の自慢ではなく、ただの紹介に
終わっていた為に、スピーチテーマに即していなかった。
それに対し、望月さんのスピーチは、期生・時代の自慢というテーマには即していた
が、「スピーチ」としての形ができていなかった。

テーマからはずれていても、「スピーチ」としての形はできていた為、
髙松が勝利したのではないか?、とのことだった。


■3位決定戦
○BチームvsDチーム
決勝戦の前にBチームとDチームによる3位決定戦が行われた。
Bチームからは6期生の松永さん、Dチームからは体調を崩した守内の代わりに19期生
の藤井がスピーチを行った。

松永が数本の冊子を携えて語り始める。
その本は、三戸ゼミ生なら誰もが知っている『創』。
『創』が、現行の形式、サイズとなったのは6期の時代から。
そして、夏合宿はもうしないことにしよう、という案が出たときにその案を止め、
夏合宿を継続させたのもこの6期の時代。
「6期の作った時代の延長上にあなた達がいる!」
6期は今三戸ゼミにあるさまざまな物の歴史を築いた代だと語った。

そんな松永に対するは藤井。
昨年の浩友会にて岩切さんが語った言葉、
「最初60点だった者が70点になるのと、最初30点だった者が60点になるのとでは、
後者の方が本当に成長した、という点ですごいことだ」
という言葉を使って、藤井の代は本当に成長した、後者のパターンであることを
先に伝えた。
19期生は勉強のセンスはあったが、やる気のない人が多い世代であり、統率がと
れていなかった。
それが顕著に現れたのが夏合宿。合宿の準備も殆どしていなければ、合宿用の勉
強レジュメも作っていないチームもいた。
そんな夏合宿がうまくいくこともなく、その失敗を糧にし、19期生は成長し始め
た。
結果、討論会では同期のみなが互いに頑張り、トップクラスの論文を作成し、そ
の見事な成長ぶりは、岩切さんを刮目させたほどだった。


結果、皆の判定によって、Dチームが勝利し、3位はDチームとなった。

■決勝戦
○AチームvsCチーム

ついに決勝戦。決勝戦では、Aチームから2期生の大内さん、Cチームからは20期生の
山﨑がスピーチを行った。

まずは大内さんが新歓合宿での出来事について語った。
合宿ですることが、サッカーや野球など、遊ぶことばっかりであった。
しかし、先生からは反対意見が出るのではなく、むしろやるのなら全力でやれ!、
と朝から晩までずっと遊び通すスケジュールだったそうだ。
遊びとはいえ、ほぼ一日中全力でやるのだから、相当きつかったらしい。
だけど、ここから、「何事にも全力で取り組む」という三戸ゼミのスタイルが生
まれたのだという。
また、大内さんさんが学部生の頃は、まだ先生は独身であった為に、ゼミ終了後には
徹マンしたこともある!、と自慢げに語っていた。


対するは山﨑。
山﨑ら20期生は、特に勉強などでやる気のある、代である。
板ゼミや合宿、その他多くの出来事において、皆が一致団結してきたし、共に成
長できた。
夏合宿も今回の記念合宿も皆で準備した、統率のとれた代である、と自分の代の
良さをアピールした。


OBと現役の2者のスピーチの結果、見事勝利を収めたのは…!







Aチーム「年功序列啓蒙会」でしたっ!!!


■スピーチ大会①結果
1位:Aチーム「年功序列啓蒙会」
2位:Cチーム「K&Gホールディングス」
3位:Dチーム「黒ビール」
4位:Bチーム「草魂」


■スピーチ大会①総評
全てのスピーチが終わってから、評価の時間に移った。
多くの人が感じたように、喋り方が「自慢」らしくなく、「自慢しよう!」とい
う姿があまり感じられないスピーチが多かった。
スピーチ時間の5分間だけは、周りが羨むくらいの「自慢」口調でよいのではな
いか?
また、聞き手のことを考えたスピーチ内容であるべきだ、とも言われた。
Aチームの杉山さんの「過去・現在・未来」のように、多くの観点で捉えた方が話を
理解しやすいという意見や、ポイントを絞って、何が「自慢」であるのかをはっ
きりすべきだ、などの意見が出た。


■先生のお話
先生が、スピーチにおいて考えておかねばならぬ、幾つかのポイントを教えてく
ださった。

まず、スピーチを聞く者が、そのスピーチのタイトル、テーマが自然と浮かんで
くるような内容でなければならない。
どんなテーマに即して話しているのかが伝わっていなければ、聞き手に話全体を
理解させるのは難しい。
そして、コンセプトが明確であり、構成・柱が見える話であること。
なぜその内容を選んだか、そして聞き手に理解させやすい構成であることが重要
である。

さらに、イメージを抱かせることが大事である。
具体的で好感の持てるエピソードや材料を用いて、話す内容をイメージさせるこ
とが大事なのである。
また、テーマが「我が期生、我が時代のゼミ自慢」であることから、そのスピー
チの内容は、同期をうなずかせたり、気づかせたりすること、そして同期以外に
は、その代をうらやましがらせること、このことを根底に置かなければならない、
と仰った


■感想
評価の時間にも挙がっていたように、「自慢」らしくない喋り方の人が多かった
ように思う。
でも、大内さんの最後の一言だけはすごく「自慢」らしいなぁ、と思える喋り方
でとても印象的でした。
そして、突然の事態で準備なんて殆ど出来ていないはずであるのに、よいスピー
チをしていた藤井さん。
個人的にはこの2人がすごく印象に残ったスピーチ大会でした。
 



(5) 三戸ゼミ歌留多 (藤井)

■成績

三戸ゼミ歌留多名人

太田碧梧桐
大野 極堂


初代三戸ゼミ六歌仙(七名)

太田碧梧桐(三期生)
中島蟹爪(八期生)
無雅夢中(望月)(十六期生)
藤井土ノ子 (十九期生)
佐々木氷柱雪(十六期生)
大野極堂 (十八期生)
中西仙岳 (十一期生)

名人戦出場者 (名人戦獲得札数)
太田さん(17枚)
大野    (17枚)
藤井    (9枚)
今村    (11枚)
片岡    (10枚)
山﨑    (6枚)
石井    (12枚)
中村    (5枚)
長濱    (16枚)


■エピソード
  名人戦は音が静かということが特徴としてあげられる。1回戦では、札を取れたら喜びの声を上げるものが多かったが、
名人の座を争うものは、一喜一憂せず、先生の詠む声に集中していのだ。獲ってもほとんど喜ぶことはなく、次の札のために目を凝らしている
私も札を追っていたため観察こそできなかったが、きっと誰しも恐い顔をしていたことだろう
   
    実力者同士が戦う相撲にも通じる気がした。取り組み前の集中、にらみ合い。勝っても土俵上では喜ばないなどが共通点としてあげられるだろう。
   
   もう1点の特徴ははやさ(早さ・速さ)である。
   場にたくさんの札がある前半は、さすがに探す時間がかかるが、中盤以降はほとんど初句取り。
   判断速度もすさまじければ、手を伸ばす速度も速い。おそらく、名人戦をなんども続ければ、ナマキズは絶えないだろう。
  
  
■活躍した人
 1回戦で100枚中50枚以上をとり、見事名人戦も制した大野さんももちろん素晴らしい
    だが、ここは太田さんにフォーカスを当ててみたい
 
    太田さんは名人戦の中でただひとりのOBだった。
      チームを背負い、、OBという名も背負って、かつ事前に歌留多掲示板で、
      数々の歌を詠み、多くの歌が投票で選ばれてきた
      そんな太田さんのプレッシャーは相当のものだっただろう。
      そんな自分が負けるわけにはいかない、そんな殺気に似た感じた。
     
    しかし実は私は太田さんと1回戦同じ戦場で争ったのだが、
    1回戦では、私の方が多く枚数はとっていた。
    それでもなお名人戦では優勝。
    ここ一番の勝負強さ、集中力には驚かされる
  
   
 ■ 先生のお話
   
    先生は特別にお話をされると言うことはなかったですが、ゼミ生の札を詠み上げるたび、
    先生が、「取れたか~?」 という声をかけ、ゼミ生が「取れました~!」と嬉しそうに応えるのが印象的でした。







(6) ブリッジ(2回目)  (19 期 岩城)
深夜0時10分から開始。先攻OBチーム。OB勢の特徴として、全く手を動かさないで受け渡しを行えるというものがある。現役チームが、たとえ持っていな くてもカモフラージュのためにモゾモゾと手を動かすのとは対照的だ。前回はこの微動だにしない受け渡しに幻惑されてコインが最初の方にあるものだと皆思い 込んでいた。しかし最後の先生のところまで回っていた。さすが年の功といったところか、挙動から読み取るのは大変難しい。
ここで、我が現役チームを率いる小泉が珍妙な理論を展開する。「受け渡しが早い=渡っている、だ!」。「斬新だなあ。」とあきれ顔の佐々木さん。OBは夜 遅くて眠いのか、現役生の考える持ち時間10分と指定。最終的になんの根拠もなく小泉リーダーの勘によって当てる。16手という可もなく不可もない数字で ある。

次は現役生の番だ。前回は今村君が持っていると分かっていたが今回は誰が持っているか分からない。OBの方々の推理が始まった。最初は佐々木さんが仕切っ ていたが徐々にOBの方々の統制が取れなくなってくる。最終的には先生とOBの方達がジャンケンして、勝った人が当てていくということになった。 30~40代中心のおっさん十数人が先生とジャンケンに興じる・・・シュールだ。目の前の光景に危うくポーカーフェイスが崩れそうになった。結局ほとんど の手を開けて、なんと2年生の水ノ上が持つという意外性を見抜けずまたしてもOBチームの惨敗となり、申し訳ないブリッジタイムである。

前回コインを持った今村君は、まるで虫のようにすばやく4足歩行で駆け抜けた。石井君は夏合宿の原君のように匍匐前進。高松はただひとり二足歩行で下界の 民を踏みしだいて渡っていった。そして今回の勝利のもう一人の功労者である小泉リーダーは「どーん!どーん!」と叫びつつ膝と肘を叩きつけるように渡って いった。見ていても痛そうだ・・。その他ブリッジの上でOBに白々しい挨拶をする者、ブリッジを前景に記念撮影をする集団など思い思いに束の間の無礼講を 楽しんだ。

ブリッジが終わった後、2回連続で負けたのがよっぽど悔しかったのか、翌日泣きの一回をしてくれとの要望がOBから次々と上がる。2回連続で勝って調子に 乗っている現役生は誠意を見せろと要求。するとOBの方々はなりふり構わず土下座に打って出た。「もう一回、お願いします!」。・・・・ジャンケンの時と いい何かがおかしい。偉大なるOBの方々のDOGEZAを見下ろす現役生の図に私は少しびびっていたが全く気にしないヤツがほとんどだった。2年生の高松 などは(公式)写真を撮るために、「写真撮るんでもう一回!」とアンコールを要求してOBの方々にもう一回土下座させていた。しかしこの夜の異常なハイテ ンション・・・翌日までもつのか!?





(7) 20周年記念合宿レポート~たんどろ~    (水ノ上)
 

■■1.記録

○日時 11月23日3:00~4:10(1日目深夜)

○成績 不明
 

■■2.エピソード
 夏合宿のたんどろは眠気に負けて参加していなかった。

さっき古郡さん編集のたんどろDVDを見たが、

いまいちルールがはっきりしない。

大野さんに聞いてもニヤニヤしているだけで

答えてくれる気は毛頭ないようだ。
 「やってのお楽しみだから。…ウヒヒヒ」
夜中の3時、大広間に徐々に人が集まってきた。

OBの顔がここに来て一層輝く。

わざわざ靴下をはきに戻る人もいる。

(足音を消すためである)

三戸ゼミはたんどろも「本気」なのか…。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 バシッ!

 シパァーーーン!
暗闇にハリセンの炸裂音が響き渡る。

恐ろしいゲームだ。
明かりがつくと

大平さんがハリセンを抱きかかえさせられて呻いていた。
「いってぇ…くっそ…」
犯人はといえば、あれだけ派手にぶちかましておいて

素知らぬ顔で時が過ぎるのを待っているのだ。
僕はこの時の犯人を見ている。
 

■■3.MVP
 この競技の全ての真実は闇の中。よってMVPも闇の中。
(強いて挙げればやはり高松さんだろう。広間を駆け回り、色々なアングルからのビデオ撮影を敢行!次回の合宿で映像を見るのが楽しみだ。ありがとう!)
 

■■4.先生のお話
 終盤、隣に座った際に先生がぼそっとおっしゃっていた。
「どうしてこんなに当たらないかなぁ…」

「隣のやつは2回も3回も鬼やっとるのになぁ…」

「○○、お前がカードを切ると全く当たらんぞ…」
…先生も心底叩きたかったようだ。
 

■■5.感想
 ブリッジやら歌留多で疲れているはずなのに、

深夜4時まで学生と一緒にたんどろに興じるOB。

久し振りに会えた仲間、先生との時間を

味わい尽くせるだけ味わおうという姿勢の表れなのだろう。

叩かれたら学生より悔しがり、

叩いたら隠そうとしても顔から笑みがこぼれる。

楽しんでいただけたようでこちらも嬉しい。
 ただ、学生の立場としては恐れ多くも

OBの皆様を叩くなどという真似はできず…。

(叩いたら要粛清者リストに載せられてしまう!)

早くOBになって自由に叩ける日が待ち遠しい。



                
(10) 御宿出発~東京駅解散編       第20 期生 中村貴治

20周年記念合宿二日目、御宿出発から東京駅解散までの報告をします! 
目次
■閉会式後
■記念撮影(15:30~)
■御宿出発(15:40~)
■東京駅解散(~17:40)

■    閉会式を終えて~想いのこもるアンケート~

閉会式終了後、現役生からアンケートが配られました。内容は「今回の合宿で印象に残ったこと。」「合宿までの5年間、自分が課題としてきたこと。」「今 後、自分がどうなりたいか。」といったことでした。今回の合宿は現役生としても学ぶべきこと、刺激になることの多い合宿で、皆自分の思ったことを書き綴 り、筆がすらすらと進んでいましたが、何よりも印象に残ったのが、OBの方々の書き込み様で、それは現役生の比ではありませんでした。枠からはみ出すぐら いに書き込んでいる人も多く、閉会式の時間が押してしまい、わずかな時間しかないながら、それでも書きたい、伝えたい!という皆さんの想いがひしひしと感 じられました。自分ももっと、心を持って一つのことからより多くのことを学べるようになりたい、と思うとともに、機会があれば、OBの方々の回答を是非読 ませていただきたい!と強く思いました。

■    記念撮影~全体写真、そして・・・~(15:30~)

また、出発の前に記念撮影も行われました。大広間のステージ上で記念合宿の横断幕を背に二枚、ホテルニュー日の丸の玄関前で二枚撮影が行われ、タイマー機 能を駆使し、撮影担当の21期生高松さんも無事、一緒に写ることができました。
しかし、ここで撮影されたのはそれだけではありません。三戸先生も認める三戸ゼミ三兄弟、大内さん、望月さん、石井君が世代を超えたコラボレーションを見 せてくれました。三人が一列に並んだとき、誰もが疑問を確信に変えたことでしょう。
「・・・・・・この三人・・・・・似ている!!!!」と。
今ゼミの場で一緒に勉強している仲間だけでなく、三戸ゼミという場のもたらすつながりを、思わぬところで感じられる(?)場面でした。このときの写真は掲 示板のほうに、No2161スクープ「やっと出会えた三兄弟」(投稿日:2008/11/26)として、報道カメラマンさんが載せて下さっていますので、 そちらのほうも是非ご覧下さい!

■    御宿出発~最後のときは年功序列?~(15:40~)

記念撮影後、駅に向けて出発しました。当然、OBの方たちが先にバスに乗り込みます。これぞ年功序列ですね。僕たちが合宿で教わったことの一つです。(勝 負は現役生が勝たせていただきましたが)
駅に到着後、ホームへと向かいます。電車が来るのを待つ間、皆さんしばしの談笑タイム。。。ここで、何人かは気づいていました。切符に書いてある指定車両 番号は7番。でも、足元に書いてあるのは4番や5番。「・・・・? 」疑問に思いながらも、合宿の疲れもあり、あえて気にはしませんでした。しかし、電車が来たとき、問題が表面化。本当に乗るべき車両はホームの反対側だっ たのです!このときばかりは現役生、OBの方々、皆、一様にダッシュ!! 年功序列は関係ありませんでした。
無事、席についてからは、合宿を目一杯楽しんだ疲れからか、皆夢の中。。。。体を癒しました。

■    東京駅解散~先生のお言葉~(~17:40)

東京駅では最後に三戸先生からのお話をいただきました。

「二日間、良いものだっただけに別れは名残惜しい。だが、楽しかっただろう。悔いは残っても、後悔の残るものではなく、今回の合宿でみな力をもらったはず だ。次の25周年合宿までの5年間、一日一日、その力を糧に、みんな励ましあいながら、頑張っていこう。」

この言葉を聞いて、「朋あり、遠方より来たる。また楽しからずや。」という論語にある言葉がすっと思い浮かびました。今回の合宿で、三戸先生、OBの方々 は、共にまた出会える喜び、そして、今になってもまた、共に学びあえる喜びをかみ締めていらっしゃった様に感じます。今現在、先生の下で、ひたすら学ばせ ていただいている身としては、その少しでも先生の横に近づけている姿というのが、まだまだ現実感がなく、羨ましいものでした。三戸ゼミには、OBの方々か ら受け継いだ、日々のゼミ活動、討論会、各合宿をはじめとして、本気になれる場がたくさんあります。そのような場を通して、私たち現役生も、数年後、再び 切磋琢磨しあえる姿になれるように、今という時間を三戸ゼミ生として心を持って取り組んでいきたいと思います。20周年記念合宿、有り難うございました。


    
    
    
    
    
    
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